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また「オーケェイ、ヤァルノー」が聞けるのか

ヤルノ・トゥルーリ、フェリペ・マッサの交代候補に浮上

 ヤルノ・トゥルーリがなんとなんと不振のマッサに替わってフェラーリに加入するのではないかという噂。まあ噂は噂なんですけど、先日からのわたしの涙が無駄になればいいな。…と言いつつ、マッサがこのままクビになるなら、それもやはり淋しいのだが。
 ヤルノとリウッツィがクビになって、今年のF1界にはイタリア人ドライバーがいなくなっていた。さらにフェラーリの(代役でない、正式)イタリアンドライバー、もし実現すれば何年振りになるんだろう。
 でもなー、今年のフェラーリマシンはあまりにピーキー過ぎるぜー。ヤルノには扱い切れないんじゃないかなあ。また「ノーグリップ! ノーグリップ!」叫んでくれることだろう。

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2012F1オーストラリアGP感想

 今年も開幕。開幕です!
 毎年熱心に観戦しているつもりなのに、シーズンが終わるとあっという間に記憶が薄れてしまうので。主に自分の備忘録の意味合いが強いのですが、できるだけ各GPの記録を残していこうかと思います。

 先日も書いたように、いなくなったドライバーも多くて哀しい思いをしていたんだけれども、始まってしまえばやっぱりわくわくする。
 冬季テストもそうだったが、金曜フリー走行でもやはり順位が次々入れ替わり、どのチームが有力候補なのか、予想がつかない状態。応援しているヘイキ・コバライネンが速くてとても喜んだのだが、これは他のチームが慎重に様子見をしていたためだとのちに思い知る…。

 土曜予選、Q1で小林可夢偉がトップタイム。一身上の都合によりリアルタイムで見られなかったのだが、実況はかなり盛り上がっていたようだ。Q2ではシューマッハとニコの2人がとてもいい走りで、今年はメルセデス?!と思わせたが、Q3ではマクラーレンが1位2位を独占。
 レッドブルは能ある鷹とばかりに手の内を見せないなーと思っていたが、実は本当に不気味に潜んでいたのはマクラーレンだったのだ。
 また、バトンが事前インタビューで「今年はザウバーとロータスが速いよ、冗談じゃないよホントだよ」と語っていた通り、ロータスのロマン・グロージャンが3位。すっげえニコニコしててほっぺたなんか赤ーくなってて、初々しくてよかった。

 「初々しい」と書いたが、グロージャンは実は新人ではなくて、何年かのF1浪人生活を経て今年見事に返り咲いたわけなんだけれど、こういうドライバーが活躍してくれるとなんとなく嬉しい。ようこそおかえり、という気分。
 まあしかし、グロージャンが復帰したおかげでペトロフがロータスを追い出され、ペトロフが滑り込んだおかげでヤルノがケータハムを追い出されたわけなんだけれども。それでもまあ、そういう新陳代謝。先日よりも冷静に納得できるようになった。

 日曜、決勝。1周めはやはり荒れて、ウィリアムズのパストール・マルドナドが大暴れ、何台かクラッシュ。かわいそうにグロージャンは早くもここでおしまい。コースを塞ぐように真横に止まってしまったブルーノ・セナ、の横をすり抜けていったのはマルシャのマシン。グロックかシャルルか分からなかったけど、何気に綺麗な走りだったと思う。
 あとはラスト1周まであんまり印象に残っていません。期待のシューマッハがマシントラブル、ザウバーはせっかく速く進化したっぽいのに作戦が変だった、SC後にいつの間にかヘイキがリタイアしてた、そのぐらい。ただ、印象に残らないといっても退屈だったわけでは全くなくて、抜いたり抜かれたり非常に手に汗握るいい感じのレースだった。

 問題のラストラップ。アロンソを追いかけるマルドナド師匠がここでも焦って勝手に単独クラッシュ→その破片が邪魔だったのか、ニコとペレスが接触してパンク→直後を走ってたライコネンと可夢偉はラッキー、という流れだったらしい。
 リプレイも録画も再放送も、何度も確認したが、ちょうど国際映像で捉え切れなかった場所らしく、きちんとした一連の映像が残っていない。レース後インタビューでしか事情が分からない。ニコとペレスの接触がひどくて本当に棚ぼた順位だったのか、可夢偉の腕ですかさず一瞬の隙を衝いたのか、ちょっと興味があったので残念。

 今週末はマレーシアGPです。マレーシアはヘイキの所属するケータハムF1チームのホームレースなので、活躍してくれることを楽しみにしています。

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もう「オーケェイ、ヤァルノー」は聞けないのか

はてなブログからの記事移転です。

ケータハム、ヴィタリー・ペトロフを起用!トゥルーリがシート喪失
ヤルノ・トゥルーリ 「ケータハムの決断は理解している」

 ヤルノ・トゥルーリがケータハムF1チームを去ることになった。
 今季のヤルノの去就はずっと正式発表されておらず、つい数日前に「残留確定か?」というニュースがあったばかりだ。そして恐らくこのままヤルノはF1界を離れてしまうのだろう。ニック、ハイメ、バリチェロ、わたしが好きだったドライバーが続々といなくなっていくのがとても淋しい。

 ヤルノは昨年の日本GP前に「日本に向かうのは少し恐い」という発言で物議を醸した。しかし、日本に来るのを誰よりも楽しみにしていたのも、また、ヤルノだったと思う。
 誰もが内心放射能を恐がっていたであろう中、それをはっきりと言葉にしたのはヤルノだけだった。先述の発言ばかりが取り上げられ、「それでも、日本を応援したい」 と言ってくれたことはあまり報道されず、ヤルノは大きく誤解されてしまったと思う。
 ヤルノは、東日本大震災に対して個人で支援募金を立ち上げてくれたんだぜ。わたしが知らないだけかもしれないが、こんなドライバーは他にいない。

 ヤルノ、君がいなくて淋しいよ。いつかサインをもらいたくて、旧ロータスの白いキャップを買ったんだよ。わたしは今年もそれをかぶって鈴鹿に行くよ。

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120218追記
ヤルノ・トゥルーリ 「ペトロフの財政的貢献がチームに将来をもらたす」 【 F1-Gate.com 】(「もらたす」て)

ヤルノ・トゥルーリは、F1から離れることになったが、今後もレースを続ける予定だと述べた。

「スイスにワイン製造会社とホテルを所有しているので、かなり忙しいけど、僕の仕事はレーシングドライバーだし、それが僕が続けていくことだ。F1であっても、そうでなくてもね」

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実はF1が好きなのです

 似合わないとよく言われたりするのですが、おととしぐらいからF1を見るようになりました。単に車の速度に興奮しているだけで、好きというわりに別に詳しくもないのですが。ルールや戦略といった専門的な部分はあまり分かりません。
 というわけで、知識を貯えるべく、先日からずっとWikipediaでF1に関する項目を読み漁っています。F1ドライバーの一覧など、個性的なドライバーが多くておもしろい。野球選手一覧なんかも面白いですよね。
 しかし、最近の若手ドライバーについては、人物エピソードがあまり書かれていない。記事が充実するのはまだまだこれからなのか、それとも昔のほうが個性の強いドライバーが多かったのか。一般には後者だと言われていますが。
 なんとなく気付いたのは、すでに故人となっているドライバーの死因について。レース中の事故死はもちろんだけど、オフタイムの交通事故や飛行機事故で亡くなっている方が多いこと。交通事故はともかく、飛行機が意外でした。乗り物の事故ということで不思議な因縁を感じたり、単に自家用機の安全性は低いということなのかな、と思ったり。

 事故と言えば、先日開催されたカナダグランプリでの大クラッシュで、生命さえ危ぶまれたロバート・クビサ。驚くべきことに、軽い捻挫と脳震盪だけで、ほとんど全くの無事だったそうです。よかったーよかったー。
 そのクビサのインタビューが「F1通信」のクビサ、モントリオールの無傷に驚く:退院後インタビューで読めるのですが、印象に残った一言。

ポーランドでは、『怪我をしない程度のことは人を強くする』と言うんだ。

 出身地であるポーランドの諺でしょうか。何事もなくてもいいから日々を確実に生きることの大切さ。最近「何か成し遂げなければ生きてる意味が無い」という悪想念に取り憑かれていたので、染みる言葉でした。
 ちなみに原文では「We say in Poland -- what doesn't hurt you makes you tougher.」となっています。わたしの解釈は深読みし過ぎかも。

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