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気合いを入れて考えたことをまとめる行為はなかなか疲れるもので、ほぼ書き上げてミルクティでも嗜みつつ最後の推敲と洒落込もうぜって、お湯沸かしてるその一瞬の隙にマイマシンが固まっておった! ギャー!
一度失ってしまったものは意外に大きく、もう一回あの文章に取り組む気力が湧きません。本日はもう、ダラダラと日記を書いてお茶を濁して良しとすることにする。普段の文調がダラダラしていないかといえば、いや、そういうことを論じているわけじゃないんだ。
部屋が広ければ少しはこの鬱々とした気分もなんとかなるかと思い、無職でヒマを持て余しているのをいいことに、先日からしばらくずっと片付けに精を出しております。つまりは不要物の処分とも言う。
すっごいよゴミ出しまくった、45リットルのゴミ袋を通産30個ぐらい出してやった。一般のご家庭では可燃ゴミは一度に2袋程度でお願いしますとか、5割増で無視の方向、ごめんなさい。
もうね古い日記とか古い写真とかも思い切って全部捨ててやった。いつかそれを後悔する日がくるかというと、意外にこねーんだろーなーと思っている。
しかし捨てられないのが古い本です。もっとはっきり言うと古いマンガです。
昔はあんなに好きで必死で集めたというのに、近頃は一顧だにされない作品の数々、それでも捨てるのはあまりに忍びない。売りにいくのも忍びない。あんなに好きだった気持ちを金に換算してしばらく食い繋ぐというのか? やーだー。
わたしに財布の余裕があれば、あと2畳だけでも広い部屋を手に入れて、読まなくてもいい、ただときどき思い出すためだけの財産として取っておけるはずのマンガなのに。知的財産の拠り所はやはり財産なのです。とか思った。
結論としては、知人に宅急便で全て送りつけてやりました。岡崎京子作品・センチメントの季節・ぶっせん全6巻、あとおまけ何冊か。せめてもの思い出として何をどう処分したのかここに記すのである。
ぶっせんは、かなり迷ったけれど、新装版のほうを手元に置いておくことにした。旧版は装丁が凝っているし読みやすいサイズだし、本当に迷ったけれど。
しかしその知人と来たら「どうせ読み終えたらブックオフ行きだし送料払うよー」などと抜かす。人が! 人がどんな思いで苦渋の決断を下したと思っておるのだ! 物に執着の無い人はいいなあ、と、皮肉抜きで思った本日でした。