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わたくしことkanakanaが、思ったことを書き散らす場です。

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タティングレースを編んでいる

夏ですね。いやだいぶ前から夏ですが。
暑くなったので編み物がつらい。冷房をかけていても、だ。汗どっしゃどしゃ。
膝の上に糸の塊を載せるのは想像以上に苦行なんですよ。

毎年この時期は「タティングレース」という手芸に移行である。
今年は、まだ1枚だけですが、こんな物を編みました。



クロバーから「ちいさなてしごと」という手芸キットシリーズが出ているんだが
その中の「タティングレースのピンブローチ」を、
だいぶ以前に購入したままほったらかしていたんですよ。

1年ぶりのタティングなので、まずは練習と、
その編み図を手持ちのダイソーの糸で編んでみたのが上の写真。

元の作品はダークブラウン1色でかなり渋いんだけど、
パステルカラーの段染め糸だと、また雰囲気が違っておもしろい。
というか、かわいらし過ぎるな。

ところがこれが直径8cm、非常に微妙なサイズに仕上がってしまった。
指定では40番糸5m×シャトル2つで直径4cmになるはずのところ、
20番糸6mずつで編んでみたらこうなった。ちなみに余り糸は45cmと4m。

ピンブローチにはデカいが、コースターなんかにはちょっと小さいし、
んー、何に使おう。糊で固めてキーホルダーにでもするか?


タティングレースってのはどういうものかというとですね、
こういう、糸と「シャトル」という道具を使い、

左手で糸を支え、右手でシャトルをカチャカチャ動かして、
編んでいくというか糸をからげていくというか。

「結う」という言われ方をすることもあるけれど、
まあとにかくそういう感じの動作を繰り返して編んでいくものである。

っつっても写真だけじゃ様子が分かりませんね。
YouTubeで探したらものすごいスピードで編んでいる動画が見つかった。
すごいねこれ。速すぎて何をやっているのか分からないよ。


興味をもたれた方は、クロバー謹製映像のこちらをどうぞ。


完成品はわりと繊細で、分類としてはレース編みの一種なんだけど、
自分で経験したことのある手芸では、マクラメに近いかな。
手だけではなく、道具を使ってやるマクラメ、みたいな感じ。

ちなみにシャトルにはいろんな形のものがあります。
これは糸巻き部分が取り外し可能なボビン式になっている物。ピンボケ写真ですが。

糸は足りなくなったり半端に余ったりするので
1枚完成してもその都度外したりはせずに巻きっ放しにしておくことが多い。
ボビン式だと、シャトルの数は少なくとも、いろんな糸を使えるというわけ。


でもねえ、すごく好きなんだけど、
タティングってあんまり実用的な手芸ではないと思うんですよねえ。

これまでに作ったものはほとんどがコースター。

コースターばっかりそんな何十枚もあっても仕方無いじゃないですか。
小さいモチーフを何枚か繋げてランチョンマットなんかも、作ってはみたいんだけど、
醤油色と肉と米メインの我が食卓には似合わないことこの上ない。と思う。

あとはアクセサリーとかか。でも自分では全く身に着けないからな。
「何枚か」ではなく「何十枚」「何百枚」レベルで繋げてストールとか服とか、
使わないのはアクセサリー同様だが、そういう方向性にはとても憧れる。

上達したら、いつの日か挑戦したい。それまではゴミを量産し続けて精進。

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