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西尾維新の「新本格魔法少女りすか」3巻。3月に発売になっていたそうですが、ノーチェックでして、今週ようやく買ってきました。1巻・2巻・3巻と、順調に薄くなっているのがなんか笑える。
内容的には、りすかがほとんど活躍しないので、あまり楽しめませんでした。
先日知人と戯言シリーズについて話したばかりなので、読み進める間に強く意識して比較してしまった。登場人物一人一人が特殊能力を持っていて、それをどう活かすか。そういう物語の筋立て方はジョジョに遡れる、というようなことはあちこちでさんざん書かれているのでまあいいや。
しかし、戯言シリーズにおける特殊能力は、不透明な部分も多くて不親切。あらすじ全体も不透明で不親切。「りすか」はそれが無い。今回も、物語の根幹ワードがはっきりと説明されていたり、どうしてそれを採ってそれは採らないのかという戦法が明確に示されていたり、スカッと読める。
ああ、こうやって思い返していたら、りすかも1巻から読み直したくなってきたな。魔法ってのは、科学を超進化させたもんである、っていう設定が基本的に好きなのです。古くは、高河ゆん「You're my only shinin' star」のような。