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わたくしことkanakanaが、思ったことを書き散らす場です。

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M1RとM1Lとの違い

英文パターンで増目を示す表記はいくつかあって
Knitting Increases | KnittingHelp.comなどを見るとその多彩さが分かるが
中でも、よく使われる「M1L」と「M1R」がややこしい。

基本的な方法はM1LもM1Rも同じで
目と目の間の糸(いわゆるシンカーループ)をすくって1目編み出すというもの。
左針で拾う / 右針で編む のが、前からか後ろからか、という点のみが異なる。

つまり、これらは、日本語で言うところの「ねじり増し目」を表す略記なのだが
編み地の左右で適したテクニックを使い分ける必要があり、
編んでいると、どっちがどっちだったか、いつも分からなくなる。

のちのち綴じるときのやりやすさのために使い分けをするのだそうだが
1目増えるという結果は同じなので、面倒ならどっちでもいいらしい。
とは言え綺麗に仕上がるほうが断然いいのだし、折角の機会なのでまとめておく。


M | Paws@Workによると、M1Lは「make one left」で
左に傾くねじり増目。右の針にかかった目と左の針にかかった目の間の糸を左の針で前からすくい、右の針を後ろから入れて編む。
日本語のねじり増し目右側だ。
(思うに、英語では「left」なのに日本語では「右」なのがややこしい原因だよなあ。)
動画での解説も見つけたので貼っておきましょう。


同じくM | Paws@Workによると、M1Rは「make one right」で
右に傾くねじり増目。右の針にかかった目と左の針にかかった目の間の糸を左の針で後ろからすくい、右の針を手前から入れて編む。
日本語のねじり増し目左側。動画解説は


ちなみに、上でリンクを張った「毛糸ピエロ」のサイトでは、
裏目ねじり増し目も説明されている。
ねじり増し目(裏目)右側ねじり増し目(裏目)左側


ところで、編み物初心者の強い味方であるたた&たた夫の編物入門によると、
編み始め(右側)の増し目は(1)の方法、編み終わり(左側)の増し目は(2)を使います
とあるのだが、これは逆ではないかと思う。
手持ちの基礎本を全部ひっくり返して確かめたが、
やはりたたさんの間違いのようだ。弘法にも筆の誤り…?

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