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わたくしことkanakanaが、思ったことを書き散らす場です。

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「イムリ」1・2巻を読みました。

イムリ 1巻 (BEAM COMIX)     イムリ 2巻 (BEAM COMIX)

 「ぶっせん」で大ハマりした三宅乱丈の新刊。この人の作品はわたしにとって好き嫌いの幅が広過ぎる。前述のぶっせんに加えて、「北極警備隊」「ヒーローズ」は大好きなのです(後者は原作付きだが)。イムリは「ペット」寄りの内容だということだが、どうだろうか。連載では全然追っかけていないので、不安に思いつつも、とりあえず単行本は買いました。

 結論を言うとあまり好きではなかったです。
 話は面白い。不思議な世界で不思議な人たちが不思議な力を使って生きていく。世界も人も力も、作者の異常な脳内を余すところ無く表現しておると思う。三宅乱丈はどうしてこうも変なことを発想できるんだろうなー。
 だけど一つ不満を言うならややこしさだ。一読しただけでは理解しにくい世界観のややこしさ、それは特に気にならない。いきなり全てを理解できない物語は世の中にたくさんある。しかし、それを読み解くために、再度読み返そうという気力があんまり起こらない。
 それは絵柄がややこしいからだ。筆で描いたような独特の絵柄は、いつもは魅力的なのだけれど、背景とキャラとが渾然一体として読みにくいことが多々ある。そしてさらに今回は、なぜかキャラ同士の区別がつきにくい。名前がカタカナだと覚えにくいという理由もありつつ、特に序盤ではデュルクとガヴィドとを見失ってしまって大変だった。
 今思うと、髪形が違うから2人は簡単に見分けられるんですよね、なのに初読時は必死だった、どうしてだろう。世界観に飲み込まれずに読もうとするので精一杯で、キャラの理解は二の次、と、無意識に姿勢を定めていたのだろうか。そして3巻も引き続き読むつもりです。まだまだ気になることが解明されていないのに、絵柄だけでここでやめてしまってはもったいないと思うので。

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疲労

 職にありついてしばらく経った。そろそろ慣れて気が弛んでくる頃なので、ガンガンいかねばなるまい。
 しかし毎日が大変です。寝に帰るだけ、ってほどじゃないが。シャワー浴びたりはするが。
 あとはまあ、仕事に関することを覚えるのが精一杯で、ブログに書きたいようなことを感じるヒマが無い、これがなかなかしんどい。そもそも帰宅してもPC立ち上げる時間も無いんだけどさ。
 しかし疲れるのはいいことだと思う。重要なことも忘れるほどの疲れだとアレだが。毎日を丁寧に暮らせて、且つ、余計なことを心配するようなヒマはなくて、そういう適度な疲れはいいものですね。
 心が弱ったときには身体を動かせ、つーのは、そういう意味だよな。でもわたしは運動全般苦手だけどな。「運動全般苦手」。「最終兵器彼女」みたいですね。

070809

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求職

 前の記事でもお分かりかと思いますが、仕事に就くことができました。

 わたしにはなんの取り得もない。知識もないし、技術もないし、外見や性格が良いわけでもない。社会人としてではなく、人間として自慢できる部分が無いと、自虐的になっていた。だけど、このままメシが食えなくなって死ぬのも何故かイヤだった。誰も誉めたり励ましたりしてくれないんなら、自分で勝手に前向きになろうと思ったのですよ。
 見守ってくれる方々、チャットに付き合ってくれる方々、このブログを読んでくださるあなた方(=世の中全員)。全員がニコニコしてわたしを励ましてくださっていると思い込んで無茶をしたら、正社員として採用されることができました。

 ポイントは、疑いなく思い込むことです。そこで「そもそも友達いねーだろー」「誰もわたしを好きなわけねーだろー」「わたしを雇ってくれるような会社があるわけねーだろー」「採用されてもまた孤立無援になっちゃってどうせ長続きしねーだろー」「そんなことねーだろー」って考え始めちゃうと、この方法はうまくいかない。
 前向きにならなくてもいいから、なるべく後ろ向きにならないようにする。これポイントね。いやまあそこを気にしないようにするのが一番難しいんだけどな。でもとにかくそこポイントね。

 疑問は浮かんでも無視していいし、しんどいことがあっても無視していいし、人生の奴隷になりきってひたすら生きる。
 死んでも構わないと覚悟している人には、この荒療治は向かないと思います。だけど、ずっとヒキって寝ているだけだったわたしでも、一応起き上がって立ち上がって歩くことはできたわけです。採用してくれなかった会社もあったけれど、今回は採用していただくことができたわけです。また沈むこともあるかもしれないけれど、また浮上することもできるかもしれないわけです。
 だからなんつーか、ちょっと希望が手元に残った。しかもさー、もしかしてわたしを見て誰かが励まされることも、あったりなんかしちゃったりなんかするかもしれない、そしてそうなったらとても嬉しい。そういう都合のいい将来像だけを見据えて、何も根拠無いのに無理矢理信じてみたら、いい結果になったからこれはきっといい作戦だったんだと思うんだ。

 だから皆様、本当にありがとうございます。

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京都市バス定期券

2013.03.11追記。
この記事はもう5年半も前に書いたものです。
今はもうわたしはバス通勤はしていないので分かりませんが
現在は仕組みが変わっているかもしれません。
情報のご利用は自己責任でよろしくお願いいたします。


 京都市バスの定期券について調べものをしました。京都市交通局のサイトは、よくまとまっていて見やすくて、公的機関としては優良サイトだと思います。それでも、分からなかったことが何点かありましたので、メモしておきます。

 京都市バスでは、市内中心部均一区間内の一回の乗車は、220円となっています。今回は触れませんが、少し郊外に行こうと思うと、均一区間外運賃が適用されるのでこの限りではありません。また、地下鉄や他系列のバスに乗り継ぎする場合なんかもちょっと特殊で、一定の割引率が決まっています。
 まあ基本的に220円なので、往復で使おうと思うと440円。週5日利用するなら、一月30日として22回利用で9680円、31日の月なら23回利用で10120円。

 で、定期です。京都市交通局公式サイトの発売中の乗車券市バス運賃表のページを見ると、なんだか種類がいっぱいあってよく分からん。
 わたしは通勤に使いたいんだが、通勤と名の付く定期だけでも、「通勤定期」「通勤通学定期」「通勤フリー定期」と、該当しそうなものが3つもある。さらに「通勤定期」は、均一区間内でも乗車距離によって値段が違う、多分わたしは2 km以上のほうになってしまいそう。

 というわけで、電話して問い合わせてみました。

  • 通勤定期
    • 乗車停留所Aから降車停留所Bまで利用する場合の、ごく普通の定期。AからBの間であれば、途中で乗り降りしてもOK。
    • A~Bの距離が、2 km以下なら8400円、2 km以上なら9240円。
  • 通勤通学定期
    • 仕事をしながら学校に通う人のための定期。会社と学校と両方の証明書が必要。
  • 通勤フリー定期
    • 乗車・降車停留所の設定がなく、どこで乗り降りしても一定額になる、ちょっと得する定期。
    • 詳細は市バス通勤フリー定期券の詳細のページを。
    • 均一区間内なら一律9240円。
 つまり、わたしの場合は「通勤定期」でも「通勤フリー定期」でも同額になるので、後者のほうが断然お得なわけです。休日どこかへ遊びに行くのに、これを利用してバスに乗ることもできるからね。「通勤定期」のメリットは、2 km以内の限られた場所でしか絶対にバスに乗らない人のためのものだと言えるでしょう。
 これ以外に分からないことがあれば、素直に問い合わせしてみるが吉。京都市交通局の連絡先一覧はお問い合わせ先のページにあります。

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裏紙問題

 「たつをの ChangeLog」、コピー用紙の裏は使うな!を読んで思ったこと。
 セキュリティに関しては、裏紙に使っていい文書とそうでない文書とを、きちんと分類していないことがそもそも論外であると言えます。何を機密事項とし、何を公表しても構わない情報であるとするのか。何を重要とし、何を重要でないとするのか。そのへんの判断がきっちりなされていれば、何も問題は無いはず。
 そこで、わたしが引っかかったのは「混乱を招くから」という部分です。

ときどき裏紙を一人ブレスト用に使うことがありますが、
その場合はペンで表にでっかい×を書いてから使っています。

 この場合の「表」は、恐らく、裏紙が裏紙でなかった時代の「表」なのでしょう(分かりにくい文章だな。つまり、破棄された内容が書いてあった面を指すのでしょう)。
 これがねー。「表」に大きく赤ペンでバッテンを付けて、且つ、メモ部分にも完了した案件には赤バッテンを付けて、全部の項目にバッテンが付いたらゴミ箱へ。わたしはこのようにしていたのですが、これを分かってもらえなかったときに結構ショックを受けました。上司がゴミ箱からマイメモを拾い上げて曰く、「これ、バッテン付いちゃってるけど、捨てていい物なの?」と。
 個人のメモの取り方にまで説明と同意が必要なのか、そんなことで混乱が生じるような会社が、そもそも論外であるとは言えないのか、というオチはさておき。こういう無駄な軋轢で気力を失わないためにも、そもそも裏紙は使わないようにすべきかもなーと感じたことがありました。

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