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さて引き続き、3作目「図書館危機」の感想です。
この巻から、登場人物紹介とあらすじが付きました。次の巻で終わりなのに。あと、メインの登場人物はあまり多くないし人間関係は分かりやすいので、相関図はいらないんじゃないのと思ったりした。
そういえば、ラノベとして考えるんであれば、本文内に挿絵が一切ないのはマイナスポイントなのかなあ。ですがわたしはこのシルエットだけの絵が気に入っております。この作品は、文章だけで充分キャラ萌えできるのが素晴らしい。
amazonのレビューでも書かれていたが、表紙が秀逸だ。実はネタバレというか、ここにあらすじが詰め込まれていたりするのですよね。
先日、1作目の「図書館戦争」を読んで大変おもしろかったので、続刊の2冊もさっさと買ってきた。ちなみに、あとがきによると、あと1作でシリーズ終了なのだそうです。好きな本を見つけた途端に間もなく終わってしまうことを知らされるのは、ちょっと悲しいなあ。
まず、2作目「図書館内乱」の感想。
「人狼BBS」というネットゲームがあります。ネットゲーム、という括りでいいのかな。ネット環境を利用した思考パズル、とか言ったほうがより正確かもしれん。
プレイヤーは全員がとある村に仲良く暮らしているという設定。平和だったある日、村人が人狼に食い殺される事件が起きた。人狼は一般人のふりをして村に紛れ込んでいるらしい。これ以上の犠牲を出さないために、誰が人狼なのか、疑心暗鬼で推理していくというゲームです。
時間制限のある中で冷静に考えて、状況や各人の発言から手がかりを得る。「論理的思考の訓練とする」と銘打って一時期かなりハマっていたのですが、やっぱ向いてないんでしょうねわたしにはね。
狼が誰を狙ってどういう結果になったのかなど、誰の目にもはっきり分かる事実がいくつかあって、それを追うだけで充分な手がかりになると思うんだが、実際プレイしていると些細な発言に気を取られやすい。
そこが欠点だと分かっているのになぜ改善できないのか、とか考えてしまって、ゲームなのに無駄に落ち込むことが多い。ので、手を引いた。
ところが先日Twitterをうろうろしていたところ、この人狼のカードゲーム版を紹介しているサイトを見つけました。欲しいなあこれ。通販もしてくれるようだ。
知人が人狼BBSに興味を持っていたんだが、知らない世界に飛び込むのはなかなか躊躇するものだということで、二の足を踏み続けておる。誰でも最初は初心者ですが、自分が初心者であることによって、知らない相手に迷惑かける、ってのは確かに躊躇しますよね。
しかしまあリアルに8人とか集めようと思うとそっちのほうが難しいけどな。話のタネに持っていたらおもしろいかもしれない。
あと、本当に話は全然関係ないのですが、これ欲しい! 絶対買うこれ!
引き続き、テンプレートの改修中。
ゆうべからずっと、リストの部分がこれまでと異なる表示になっちゃうのはどうしてかな、と考えていました。
この画像で分かりますかね。記事の枠線に箇条書きの記号が食い込んじゃってるんスよ。これまでは、リストにした部分には、上下左右にいくらかの余白ができていた。
<p>タグで作る段落も同様です。普通に改行したいときは<br>タグ、一行空行を入れたいときは<p>タグ、と使い分けて文章を書いてきたんだけれど、この段落タグでも空行が入らなくなってしまっている。
↑の図、「元記事へ…」の行を<p>タグで終わらせているので、「そもそも…」の行の前に一行空行が入って見えていたのです。これまではね。
余白入れたいならスタイルシートだよ、というご指摘はもっともですが、しかしそれにしてもどうしてこうなっちゃうんだろう? そういえば行間もなんだか普段より詰まっているように見える。
先日まで使っていたテンプレートに、リストの表示をどうこうするような指示は特にされていない。といってもスタイルシート初心者向け解説サイトを横目に見つつ必死で調べているような調子なので、本当に見落としがないとは言い切れない。
で、諦めてシャワーを浴びていたところ、分かった分かった、いきなしひらめいた。ここで「ピキューン」とか「ハッ…!」とか適切な擬音を入れたいが、まあいい、原因はもしかして小耳に挟んだことのある「ユニバーサルセレクタ」ってやつじゃないのか!と。
今回使っているテンプレートのCSSには、冒頭に、余白を無くすための記述があったのです。なんだか分からないままにあとで調べようと思って、そのまま放置していたのですが、今回見た目が予想外で不思議なことになっていたのはこれが原因でした。
「Emotional Web」のブラウザ間の差異をなくすCSSリセットなどに詳しいのですが、ブラウザにはそれぞれデフォルトのCSSがある
のだそうです。環境によって思わぬ見え方になるのを避けるために、まず初めにスタイルシートを全て取り去る記述をしておいて、続けて自分なりのレイアウトをしていく。はーなるほどなー。
人が作ってくださったものをそのまま流用するのは楽だけれども、今回のように何かあったときに、最低限の知識も無いと対処できんのは困ったことだなあ。反省した。とは言え、この、「よろづ」のsimple-exitテンプレート自体は気に入ったので、細かいところはちょこちょこ直すとしても、ありがたく使わせていただきます。
まとめの直したいところメモ。今週の目標は以下をなんとかすることです。
有川浩「図書館戦争」(メディアワークス)を読みました。面白かった。
評判を聞いてから、あちこち検索してレビューを読んでみたりしたところ、これは図書館とその敵対勢力との戦争を描いた作品らしい。どうやら椎名誠のSFに近い雰囲気を感じる。Twitterでも書きましたが、短編集「雨がやんだら」に収録された「巣走屋本店」は、本屋さん同士の商業戦争を描いた作品。長編「アド・バード」は、広告戦争をそのものズバリの戦争として描いた作品。
当時、比喩として戦争という言葉を使っているところを、じゃあ本当に戦争として小説にしちゃおうぜ、って発想に驚いた。作品内容とは少し離れた感想だが。わたしがいかに言葉の使い方に縛られていたのかを考えさせられたりしてね。言葉遣いに過剰に敏感になのは、思えば椎名誠作品に影響されたからなのかもしれん。しかしもう発行されてから20年近く経っているんですな。
どうでもいいのですが「巣走屋本店」のタイトルが思い出せずに苦労した。この作品のタイトルが知りたい!@SF板を見ても載っていなかった、まああんまりSFらしいSFを読んだ経験があるわけでもないんだけど。
分厚くて読み応えがありそうで手に取った時点でわくわくします。あと表紙が綺麗、というかかっこいい。エンボス加工っていうのか。ハードカバーの小説を買うのは恥ずかしながらとても久し振りだったりします。だって高いから…。前述の椎名誠はそれこそ大好きでハードカバーと文庫版と両方買うぐらいだったけれど、それはもう昔の話だ。
わたしはあとがきから読む派です。誰かがどんなに薦めていても、とりあえず本屋では最初の数ページとあとがきとをパラ見してから、購入するかどうか決定します。「おもしれーっつってたのにウソじゃんよ! 裏切られた!」みたいな理不尽な怒りを覚えずに済む。誰に対して理不尽かというと、これはもうまごうことなくわたし自身が理不尽なんですわ。
というわけであとがきを確認。あとがきの文体が少々気に入らない、ちょっとはっちゃけすぎー。とりあえず「月9連ドラ風」というようなことが書かれている。ということはこれはやっぱり、ラノベに近いノリなんだろうなあ。
初めの数ページを確認。数行目でだいたいこの物語の背景が分かる。おもしろそうだ。というわけで購入決定。最初からほぼ買うつもりで心を決めて本屋に赴いているのだから、確認するのは財布に対するプレッシャーの後押し行為に過ぎないのである。